びわ

びわ

室戸市吉良川町の黒耳地区は日本一早い露地びわの産地です。

びわは、遅い霜などの寒害にやられやすいため、日当りの良い南に向かう海沿いの急斜面に栽培され、室戸市は絶好の生育条件を備えています。
黒耳地区のびわは日当りと水はけの良い海成段丘(大地の隆起と波の侵食によってつくられた地形)で栽培され、キズがつくとすぐ黒くなるデリケートな果物のため、実のひとつひとつに丁寧に袋がけをし、傷などがつかないよう慎重に育てています。

昭和2年(1927年)頃、長崎県茂木びわの苗木を導入し、昭和12年頃より共同出荷するようになりました。
現在、生産者数は約80名、7ヘクタール(*1)に茂木、室戸早生を栽培し、日本一の早出しびわとして知られ、4・5月になると国道沿いの良心市でも売られています。
*1 直近の栽培面積

【旬】4~5月

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